Rでグラフをプロットして保存する【第5回】

[公開日]2016/07/22[更新日]2017/04/06 [カテゴリー]R言語入門 Written by  IMIN

初心者向けのR言語講座

【第1回】ベクトル・行列の作成と四則演算・要素の参照
【第2回】データ読み込みとデータの取り出し方
【第2.5回】Rで解析する上で知っておきたい便利なコマンド集
【第3回】Rで線形モデルによる回帰分析
【第4回】Rでの自作関数の作り方・使い方
【第5回】グラフのプロットと画像保存の方法(回帰直線)【終】 ←今ここ!!

さあいよいよ最終回です。最後は図のプロットとその画像をjpegファイルとして保存する方法を学んで行きましょう。R言語では色々な図のプロットの仕方がありますが、この入門シリーズでは代表的なものだけをいくつかピックアップして見ていきましょう。

 
 

回帰分析のグラフのプロット

まずは、回帰分析に使う目的変数、説明変数のベクトルx,yを用意して回帰分析を行います。

プログラム
x <- c(1,2,3,2,7,5,9,1)
y <- c(14,20,21,15,36,27,40,8)
ans <- lm(y~x)

点のプロット

いよいよプロットですが、最初にx、yの点だけをプロットしてみましょう。ここで使う関数は”plot()”です。以下のプログラムでプロットできます。

プログラム
plot(x,y)

するとこのようにプロットされているはずです。

点のプロット

回帰直線のプロット

先ほどのグラフの上に回帰分析で得られた回帰直線を描きます。ここで注意して欲しいのが、先ほどのプロットの上に描くのでウインドウは消さないようにするということです。赤い回帰直線を描いてわかりやすくしたいので、オプションで”col="red"を指定しました。プログラムは"lines()"を用いて以下のようになります。

プログラム
lines(x,fitted(ans),col="red")

するとこのような赤い直線が描かれます。

回帰直線のプロット

回帰直線もきちんとプロットができましたね。

最後に”dev.off()”で、作図デバイスを終了させてから終わりましょう。

プログラム
dev.off()

プロットした図(グラフ)の保存

Rではプロットした図をpngファイルや、jpegファイルなどの画像ファイルで保存することが出来ます。

まずは、保存するファイルの名前を定義しましょう。

プログラム
f1 <- "sample1.png"
f2 <- "sample2.jpeg"

そして、以下のプログラムを実行することで画像ファイルとしての保存が完了します。

プログラム
png(f1, width = 800, height = 600)
plot(x,y)
lines(x,fitted(ans),col="red")
dev.off()
plot(x,y)
lines(x,fitted(ans),col="red")
dev.copy(jpeg,f2,width=900,height=675)
dev.off()

プログラムを実行すれば、作業ディレクトリに新しく "sample1.png"と"sample2.jpeg"が生成されプロットが出来ているはずです。

ちなみにこの図の保存というのは、プログラムを使わなくとも、Rのインターフェイス上で行うことが出来ます。しかし、解析の量が増えると大変なのでプログラム上での保存をオススメいたします。

ちなみに、今回使ったplotを用いて散布図をプロットして保存までの流れを自作関数まとめたので、そちらもお役立てください。→Rで散布図をプロットしてpngで保存する自作関数

最後に

”全人類が分かる統計学”によるR言語の入門シリーズはこれにて終了です。第1回からこの第5回まで読めば、R言語の入門は果たせたかと思います。

もしご意見やご感想、間違いの指摘などございましたら、以下のフォームから連絡を下さい。お待ちしております。出来る限りお答えいたします。また、皆様からいただいた質問をもとにサイトの改善にもつとめさせて頂きます。

 

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