観測値と基本統計量(要約統計量)とは

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観測値とは(observed value)

観測値とは、実際の調査によって得られた値を指します。

例えば、Aさん、Bさん、Cさんに対して身長を調査し、それぞれ167cm,177cm,182cmであった場合、この3つの値を観測値と呼びます。

基本統計量(要約統計量)とは

基本統計量とは、データの基本的な特性を表すものです。書籍によっては「要約統計量」と表現されることもあります。

代表的な基本統計量を記載します。各リンクからそれぞれの基本統計量の詳細をご確認ください。

基本統計量

説明

最大値・最小値

データの中の最大の値や最少の値

合計

データをすべて合算した値

平均

合計をデータの個数で割った値

中央値

データを大きい順に並べたときの中央の値

最頻値

データにおいて、最も頻繁に現れる値

分散

データのばらつき具合を表す値

標準偏差

分散の平方根をとった値

カテゴリ: 統計学の基礎